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良いコーティングショップの目印? 事故&防犯対策編

以前にお店選びの1つの目印として「積載車」をご紹介しましたが、今回も価格や品質とは違った“お店選びポイント”を1つご紹介。それが預かる愛車への「補償」です。

コーティング施工では、クルマというとても高価な物をショップに預けます。顧客視点では、その愛車が「キレイになって返ってくるのが当たり前」。ですが、現実にはそれを脅かすリスクは少なくなく、また店側の対応が疎かだと、本来責任のない顧客に手間や金銭的な負担が発生してしまうことも。

日々ショップで起こっているコーティング作業の実態とともに、お店選びの参考にもなるショップ側の対策もご紹介します。

  • INDEX

  • ディテーリング業務で起こりうる3つの事故リスク

    コーティング施工を中心としたディテーリングショップでは、スタッフの技量や規模の大小などに関わらず、大きく3つの「預かり車両に対するリスク」を抱えています。

    1:スタッフによる作業ミス

    代表的なのが、施工作業に伴う損壊。コーティングでは、以下のようなことは今も昔も各所で起こり得ています。
    ・研磨のし過ぎでボディ塗装面の塗膜が削れて下地が見えてしまった
    ・樹脂やゴム素材のパーツで、マスキングテープの粘着で表面クリアが剥げてしまった
    ・強力な酸性クリーナーで窓モールのクリア塗装が禿げてしまった など。
    コーティングに限らず、施工とは直接関係ないものでも
    ・カーフィルムを貼る時の施工液が、車内奥に入り込んで電装品が壊れてしまった
    ・店舗内の移動で壁や柱にぶつけてしまった
    という事故も。

    店側もそれぞれ対策・注意をしているものの、いずれも人が手で行っている以上、リスクゼロにするのは極めて困難なのが実情です。

    気をつけていても起こりうる剥離

    2:第三者による損壊・盗難

    日帰りではなく数日間にわたって預けることも多い各種ディテーリング作業。その入庫中、ショップが窃盗の被害にあった、預けていた愛車が盗まれてしまった、というのもリスクとしてあります。

    車両盗難は、警察庁によると2003年の6万4223件をピークに、2021年には5182件にまで減少。ただ24年は6080件と減少傾向が下げ止まってしまった印象もあり、近年はトヨタ・ランドクルーザーやプリウス、アルファード、レクサス各モデルなど、コーティング施工依頼も多い(流数台数自体が多い)車種が多く被害にあっています。

    3:誰のせいでもない? 塗装の汚損

    ショップ側のミス、第三者による犯罪もイヤなリスクですが、少し厄介なのが3つ目の「責任の所在が不明瞭」なトラブル。代表的なのが「新車の車両に発見された破損・汚損(小傷や塗装の欠け・剥がれ・肌荒れなど)」です。納車後に自走で持ち込んだ場合はもちろん、ディーラーから直接運搬した新車でも、こうした美観汚損が発見されるケースは珍しくありません。

    新車(販売時点)の塗装ですでに異変が生じているものも多いですが、メーカーやディーラー側にとっては、「走行機能に支障をきたす損傷」ではないため、必ずしも販売店側で補償の対象にならないことも。そのため、カーオーナーがその補修を希望した場合、販売店と施工店、カーオーナーで金銭負担を巡るトラブルが起こることがあります。

    前提として、これはショップ側の作業ミスなど誰かの手によって発生した損傷は含まず、多くのショップでは入庫時にチェックを行っています。ただ、それも人の手と目による確認で完全ではなく、施工作業に入ってから見つかるケースも。もちろん誰かの手によって生じた損傷であれば別ですが、「誰の責任でもない破損・汚損を巡って責任追及が始まること」もしばしばあります。


    プロショップ側の3つの対策

    上記の各トラブルリスクに対し、プロショップも対策を徹底しています。ショップごとに対策は違う部分もありますが、業態として共通している部分も多くあります。

    1:自動車管理者賠償責任保険やセキュリティ対策

    リスク1(作業ミス)や2(第三者の犯罪)への備えとして有効なのが、「自動車管理者賠償責任保険」です。自管賠とも呼ばれるこの保険は、自動車を預かって作業する事業者専用の保険で、事故や窃盗などで預け主(顧客)への損害賠償が生じた際に保険でカバー。整備や修理工場などでも活用されています。

    また防犯対策では、防犯カメラの設置や警備システムの導入など、高級車の預かりが多いショップ程徹底している傾向にあります。ショップによっては、閉店後は施錠だけでなく、社用車や代車で店舗出入り口を物理的にブロックすることを習慣化していたりもします。

    2:鈑金塗装のプロとの連携

    万が一作業ミスでボディに損傷が生じた際、金銭的な補償だけでなく、短期間に復元するのに不可欠なのが鈑金塗装の技術。ボディ塗装面の修復・再塗装は、技術・設備ともに磨き・コーティングとは全く異なるため、多くのコーティング施工者は自身・自社で補修せず、外部の鈑金塗装工場に委託しています。

    事業実績が豊富なディテーリングショップほど、近隣の鈑金塗装工場と良好な関係を構築。作業ミスによる損傷や新車塗装の破損汚損などを、“迅速・低コストで復元する術”を持ち合わせています。

    3:ディーラーとの慎重な取引

    最後は、リスク3(責任の所在が不明瞭なトラブル)への対応策。コーティング専門店全般というよりkiramekiの取り組みですが、現在、カーオーナーからの依頼による新車ディーラーからの納車前の引取は、受付の可否も含め慎重に行っています。

    残念ながら10年超におよぶ事業経歴において、「新車を直接引き取る」→「微細な塗装汚損を発見して顧客に報告」→「ディーラーが対応せずトラブルに発展」というケースは、決して少なくないのが実情です。中には、弊社による引取(積載車の乗り付け)を拒否されてしまうディーラーも…。
    ただ、これは決して「ディーラー側」「専門店側」ともに不誠実という訳ではありません。前述の説明と重複しますが、どの程度の汚損までをカバーすべきかという「美観へのこだわり」の違いに基づくものと考えています。

    一方で、そうした「ディーラーが対応しない微細な汚損によるトラブルケース」を全て弊社の方でカバーすると、サービス価格全般を上げざるを得ないので、ディーラーによって取引を慎重に行っている現状となっています。


    カーオーナー側でできることは?

    1:自管賠加入や事業歴の長い専門店を選ぶ

    作業ミスや防犯については、カーオーナー側の店選びで回避できることもあります。
    実は自動車管理者賠償責任保険(自管賠)や防犯対策は、無資格で営業できるコーティング専門店の場合、その対応度合いに大きな差があります。小規模な事業者が多い業界のため、自管賠に未加入だったり防犯対策を全くしていなかったりというのは珍しくなく、そもそも一定の店舗設備を有しない(自宅用ガレージや物置を加工したケースなども含め)場合も。

    もちろん、そうしたショップが全てNGという訳ではなく、保険や設備など“リスクへの備え”が小規模な場合、その分サービス価格が安価だったりするなどのメリットもあります。ただ、見えないリスクが増大することはカーオーナー側で慎重に見極めてもよいかもしれません。対策に注力しているショップでは、保険・防犯に年間100万円以上を費やしていることもあります。

    自管賠や防犯対策が気になる場合は、直接ショップに質問してもOK。自管賠の加入状況は、はい・いいえで答えることができますし、防犯対策は店舗を訪れて店構えを直接見るだけで分かる部分もあるでしょう。
    一方、鈑金塗装工場との連携はなかなか話で聞き出すのは難しいところ。ただ、事業年数が一定以上のショップであれば、自ずと各ショップで塗装補修に対応する術を持ち合わせているケースが多いです。

    2:新車の状態については諦めも必要?

    ショップ側での万全な対策が難しいのが、リスク3の「新車状態の汚損」です。
    新車といえど、製造工場からの輸送、販売店(ディーラー)での保管など、大型の商品ゆえに損傷リスクは避けられません。そもそも自動車メーカーごとに元の塗装の質も差があり、輸入車では時間的に長い輸送も伴います。

    なのでカーオーナー側としては、「新車でも外装汚損は起こりうるもの」と知っておくのも1つの対策です。そうすれば、コーティング施工を依頼した後にそれが発覚した場合でも、「ショップorディーラーに傷つけられたかも!」といった無闇な心理的なストレスを抱えることがなくなります。

    一方で、「新車だから万全に!」と強く望む場合は、コーティング専門店を利用せず、ディーラーに一括でお願いする方がストレスフリーになるでしょう。コーティング専門店は業態的にいわゆる“アフターショップ”で、メーカーやディーラーといった正規ラインから外れるサービス。品質や価格などのメリットも豊富な一方、補償体制を強く求めるカーオーナーにはそもそも適さない場合があります。


    目には見えずらいメリット“備え”

    サービスやショップを選ぶ際、つい価格や品質、特典などに目がいき、「万が一の事故への備え」は後回しにしてしまいがち。ましてや1回のコーティング施工で事故に遭遇する可能性は、もしかしたら限りなく少ないかもしれません。

    ですが、運悪くその1回に遭遇し、もしショップ側の備えが不十分だったら…。お金を払ったのに建築会社が倒産して、家が建たずお金も戻ってこない、なんてこともあるようで、クルマも高級品ゆえに、自分に非がないのにも関わらず損失が大きくなってしまうという事態はできるなら避けたいものです。

    逆に、万が一事故に遭遇してしまっても、対策が万全のショップがしっかり対応してくれたら、きっと納得できるのではないでしょうか。唯一無二の大切な愛車を預けるショップは、ぜひそんな目線で探してみるのもオススメです。


    プロが見る最新カーケア

    コーティング専門店のプロの目線で、愛車をキレイにする・美観を維持するためのカーケアの最新動向・お役立ち情報を発信。愛車の輝きをいつまでも…。そう願うカーオーナー様はぜひ一度ご一読ください!

    北山友幸

    業界の名店カービューティーマックスで修行の後、2013年に独立して自分のショップを構えたプロディテイラー。業務歴はベテランだが業界では若手。北九州出身の洗車&SUV好き。

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